この記事でわかること
- 掲載場所の評価を借りる目的の第三者記事に注意する
- EEAと域外で手動対策の影響が異なる
- 提携記事の制作責任と読者向けの目的を記録する
2026年の発表で変わったこと
Googleは2026年8月28日、サイトの評判の不正使用に関するポリシーの運用について、欧州経済領域(EEA)内と域外で手動対策の影響を分けると公表しました。対象は第三者の内容を他サイトの評価を利用して検索順位を操作するために掲載する行為です。
8月30日以降、域外の検索利用者には対象部分への手動対策が検索結果に直接影響し、EEA内ではその手動対策の影響を適用しないと説明されています。EEA内では対象部分が分離され、時間をかけて別に評価される場合がある、としています。
発表でいう地域の違いは、検索する人がいる場所に応じた手動対策の影響についてです。記事を書いた人の住所や、サーバーが置かれた国だけで判定する仕組みだと読み替えないようにしましょう。
アフィリエイト自体が禁止されたわけではない
Googleのスパムポリシーでは、適切な属性を付けたアフィリエイトリンクをページで使うこと自体は、サイトの評判の不正使用に当たらない例に挙げられています。報酬の存在だけで違反と決めず、掲載の目的と作り方を見ます。
一方、別の事業者が信用のあるサイトに記事を置き、そのサイトの既存の評価を利用して検索順位を操作することが主な目的なら、問題になり得ます。第三者が関与したという事実だけでなく、読者向けの編集目的を説明できるかを確かめましょう。
自分のサイトに載ったページが、外部へ同文で配られていないか、誰が内容を確認できるか、報酬がどのような条件で発生するかを記録します。掲載契約や入稿履歴は、事情を説明する材料になります。
提携記事の依頼時に残すもの
受託や外部ライターの記事では、企画を採用した理由、想定読者、編集担当者、提供を受けた資料、広告主の確認範囲を記録します。例えば金融メディアが料理器具の記事を受ける場合は、既存読者が知る必要性と編集上の専門性を具体的に説明できるかを検討します。
報酬や契約がある場合、誰がどの表示を決めたか、読者に広告関係をどう示すかも別に整理します。編集担当者名を形式的に書くだけで自動的に安全になるという話ではありません。広告表示と検索ポリシーはそれぞれ確認してください。
異なる分野を扱う記事でも、既存読者の疑問につながり、編集者が内容を確認して掲載する場合があります。ジャンルが違うという一つの特徴だけで違反を断定せず、公式ポリシーの具体例と個別の掲載目的を照らし合わせます。
通知された場合の実務
Googleは手動対策の適用をSearch Consoleで通知し、誤りだと考える場合は再審査を求められると案内しています。まず通知の対象と理由を確認し、契約情報や編集の記録と照合して、問題になった部分を調べます。
規約の文言だけを変えて終わらせず、読者に役立つ内容になっているか、外部に任せた記事群が順位操作のためだけに設けられていないかを見直します。今回の発表は特にEEA内の扱いを説明したもので、日本向けの全ルール変更とは言い切れません。
- 発表日と影響を受ける地域を確認した
- 提携記事の企画目的を残した
- 広告と編集の責任分担を記録した
- リンク属性と広告表示を別々に点検した
- Search Consoleの手動対策通知を確認した
参考にした公式情報
確認日:2026-11-07。提供条件や仕様は変更される場合があります。
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